徒然草

面談で知りたいこと(人材)

市場で通用する「強み・長所」を双方で見つけ出し確認したい!
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人それぞれ「強み・長所」を持っています。採用意欲の高い人手不足の時代は「経験」の方が重要であったかもしれませんが、今の時代、経験が以前と同じように使えない(強みにならない)ケースも多くなっています。昔と同じパターンで飯が食えない・「飯の種」が陳腐化する傾向は全ての人に当てはまる時代なので厳しいとも言えます。
そういう意味では全ての人が市場価値を満たす仕事をイメージし、学習し成長し実践していくことが求められるということです。現職で失業の心配が無い人も、ちょっと油断したり昔のままだと、気が付いたときには大変厳しいということになりかねないです。
それでは転職の際はどうしたら良いのでしょうか?

人材紹介会社の視点から言えばズバリ「推薦出来る理由」をいかに見いだせるか!に尽きます。こじつけの理由を作るということではありません。面談したアドバイザー(コンサルタント)の素養にもよりますが、アドバイザーが自信を持てるかにかかっています。
逆に求職者自身はどうやって「市場価値に合う強み・長所」を自分の中に見い出せるかです。材料の中心は過去の経験ですが、例えばその内容について視点を変えて見れば応用がきくこともあると思います。棚卸とも言えるし、認知していない自分の資産を見える化することでもあります。
自分の就職活動をマーケティングする!と言うと難しい感じもしますが、徹底的に考える、問題意識を高める、強みは、何が足りなくて何を学ぶ必要があるか、入社後のストーリー(成功イメージ)は・・・とてもハードな作業を行う必要があります。
常に変化するという時間軸を認識し、自身の市場価値を冷静に分析し高める、そんな姿勢が大切です。
我々は求職者の方と自身の「強み・長所」をしっかり共有した上でお役に立つ努力をしたいです。

メディア・ソリューション営業へ

(ケース) 元 大手出力サービス Jさん(29歳) 営業(店舗M)
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大学卒業後に急成長のサービスビューローにて寝る時間も削って休みなく営業してきました。本人は「仕事にのめりこんでしまう」性格で当然のことのように感じていました。店頭のクライアントのみならず積極的な新規開拓で仕事を受注し、自ら動けば動くほど多忙になりました。クライアントの納期の無い仕事を忠実にこなすだけで精一杯でしたが、世の中はデジタル化・WEB化が益々加速して来ました。言われたことを加工して出力するだけでは物足りない、将来に繋がるキャリアを模索しはじめました。
自らの判断でWEB制作会社に転職しましたが、制作のディレクションに近い話で、紙がモニター画面に変わっただけで燻っていました。
結局、クライアントのビジネスモデルに関わるメディア・ソリューション、クロスメディア的な営業にこそ自分のやりたい領域があると問題意識を持ちましたが、紙ベース中心のなかでデジタルメディアを補完するという印刷会社での活躍を希望するに至りました。
現在は、若手のリーダーとして新規提案も含めてバリバリ活躍されています。性格的に印刷物が好きだということにも改めて気付き、高品質な仕事にもやりがいを見つけました

不満がストレスに変わり健康問題に

(ケース) 大手印刷会社 Fさん(30歳) BF系プリプレス・システム
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専門学校卒業後に大手印刷会社の、クライアントが主に金融・カード・システム系の事業部で活躍してきました。情報セキュリティーが重視される分野、デジタルの先端分野で多くのプロジェクトに参加し仕事自体は緊張感は高くとも充実感を感じていました。
入社5年位は順調に過ごしましたが、業務責任が高くなりリーダー的な仕事も増える中で、会社特有・組織特有の問題(学歴や給料、残業代等)に疑問を感じるようになりました。暗黙のルールで会社の決まりと言われても納得感がないまま、ストレスが健康問題に発展しました・・・
休養を挟んだ後に、能力の活かせる職場に転職を成功させました。現在の会社では、中途入社も多く仕事の結果に応じた平等な部分では満足していますが、以前よりも高付加価値で大規模な案件に取り組み活躍中です。

最先端の印刷技術を志向

(ケース) 元 印刷機械製造 Hさん(37歳) 設計・技術サービス
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Hさんは大学・電気工学科を卒業後に、当時では国内中堅の印刷機メーカーに就職、主に設計や技術サービスとして活躍されました。しんどいと感じる部分も有りましたが、印刷機に関わる仕事にやりがいと達成感を感じていました。しかしながら、印刷機メーカー間の技術的競争やマーケティングに敗れ会社は倒産してしまいます。
その後、語学力に磨きを掛けながら主に外資系の産業機械関連の技術サービス職を何社か経験しましたが、しっくりこない部分があり悶々とした日々を過ごしました。
その間に、印刷機もデジタル化が進み、更にインクジェット技術・オンディマンド印刷技術が進化し世の中の印刷マーケットにも変化が進みました。印刷機械メーカーで過ごした経験から、何か新しい分野でチャレンジできる仕事がないかと考えていました。
結果的に最高の就職先を見つけることが出来たのですが、勉強が大変・でも知的好奇心ややりがいも満たされる、そんな仕事が出来て喜びを感じています。新しい分野だけど、印刷機メーカーでの仕事が必要不可欠な要素としてあり、その上にキャリアが広がるという絶好のチャンスをものにしました。

印刷の仕事に集中したい!

(ケース)準大手印刷会社 Gさん(35歳) 営業課長代理
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Gさんは新卒で入社以来、営業一筋で頑張ってきました。途中に会社の吸収合併等で組織がギクシャクしながらも後輩を指導しつつ大手クライアントを任され、また外資系消費財メーカー等を新規開拓したりして実績を積み重ねてきました。
しかしながら、所属する印刷会社が老舗名門であるが故に誰でも知っているような有名なクライアントが多く、大手の大日本印刷や凸版印刷との競争が激しく価格やサービス価値で対抗するのが
厳しくなりデジタル化の進展の中で業績が厳しい状態が続きました。当然ながら従業員の賃金カットです。
会社としてのマーケティングをどうするのか?という疑問も感じていましたが、何より我慢ならなかったのは、社内のゴタゴタや人間関係の悪化、上層部の責任放棄、合併が尾を引いた派閥・・・問題が山積し「クライアントに対してしっかり向き合う」ことに支障が出たことです。
将来の見通しが暗い中で、大切なクライアントに中長期でお付き合いすることをイメージした対応が難しい、何より印刷の仕事に集中できない、家族の顔も思い浮かぶ。そんな状況下で転職を決意しました。
結果的には中堅の印刷会社に入社が決定し活躍されていますが、その背景には世代交代が有りました。いびつな年齢・人員構成の中でクライアントとのパイプが太い営業が定年を迎えるにあたり、その後継者として期待されました。本人の頑張り次第では高いポジション・高給も充分可能であり会社もその辺をイメージしての採用となりました。
今では溌剌と、会社で重要な得意先を任され活躍しています。