印刷営業の皆様へ
印刷営業の皆様、毎日夜遅くまでお疲れ様です。会社の看板を背負って、クライアントとの最前線に立つ「印刷営業」の転職相談は全体の約5割を占めております。どのような方が、登録・相談に来られ、その後に就職・転職が決まるケースが多いのか?をご参考までにお知らせします。
- ① 転職・再就職の緊急度の高い方は55%です。
- ② 「知人の紹介」「HPを検索で見つけた」という方が60%です。
- ③ 過去の転職回数平均は1.8回(2~3社経験している)です。
- ④ 平均年齢は38歳です。24~54歳ですが、コアな分布は34~42歳です。
- ⑤ 出身印刷会社の従業員規模が50人未満の方は20%です。
一番気になる退職・転職の理由ベスト3について参考例を交えて一部お知らせします。
1.業績不振・会社方針変更などによる将来の不安
例)大手クライアントに恵まれた名門印刷会社だが、差別化が出来ずにジリ貧である。
会社の方針が変わり、刷るだけの会社になった。逆に工場を閉鎖した。
会社が吸収合併され、社風が変わり、特定の印刷部門から撤退が決まった。
2.社風、人間関係、嫌がらせ、パワハラ、過労など
例)上司に嫌われて、長年の担当クライアントを外された。
事情により会社の雰囲気が悪く、皆萎縮し仕事に集中できない。
度を越えて残業が多いのに、会社が人員増員を検討してくれない。
3.異業種への転職の失敗、家庭の事情など
例)保険会社・不動産会社などに転職したが成績をあげられない。
異業種に転職して、「物造り」という印刷の良さを再認識した。
親の面倒を見るため離職していたが、再度、印刷の仕事がしたい。
その他としましては、「地方印刷会社の東京営業所の苦しみ」「遠隔地への転勤辞令が出た」「会社が信用できなくなった」「新規事業を任されたが失敗してはしごを外され潰された」「新規開拓専門で短期的結果を求められる」なども有ります。ちなみに、「自分の売上成績が落ちている」「出世ラインから外された」というケースも有ると推測できますが、現状では「売上成績が落ちている」人がほとんどだと思いますので全く気にしなで下さい。追求もしません。これからが大事です。
以上から、架空ですが「人物像」を想定してストーリーを考えました。自分の事では?と思う方も多々いると思いますので参考にしてください。
<プロローグ>
Aさん(38歳)はバブル後期の平成3年に、業界ではわりと名の通った中堅印刷会社X社に入社しました。良いクライアントに恵まれ品質には定評のある印刷会社です。営業部に配属され、先輩の業務手伝いやかばん持ちを経て、担当を任されるようになりました。旅行会社のカタログ、ホームセンターのちらし、広告代理店経由で化粧品関係のPOPなどを担当し、多忙な中でも仕事は充実していました。
入社10年目頃から、受注争奪のため競争が激しくなり、小ロット化、印刷単価の下落が顕著になり、品質・納期はますます厳しくなりました。それから数年、他社との差別化も出来ない状況の中、会社もジリ貧傾向が続きました。昇給も無く賞与も一部カットされ社内の雰囲気が悪くなり、若手中心にポロポロ辞める者が目立ちはじめました。
少しずつ将来に対する不安が増しても、特に転職しようとは思っていませんでした。特に、同業他社である他の印刷会社で一から営業を行うことなど考えられないし、ライバル会社の営業マンを観察しても「どこの会社も同じように厳しい」としか思えませんでした。
そんな時、退職した以前の上司から「お前も保険の外交やってみないか」、別の転職した元上司から「印刷ブローカーを始めたからお前も手伝え」と言われました。設備の無い印刷ブローカーで上手く行くとは思えず、印刷の仕事に疲れたと感じていた事もあって、説明を聞いて保険会社の面接を受けました...保険会社に入社しました。
その1年後、HPを検索してヒューネットを見つけ、「こんな会社があるのか」と少し嬉しくなって、迷いながらも登録を行いました。今度は絶対に間違わないように慎重に会社を探そう!印刷業界復帰に怖さと不安が交錯する中で覚悟を決めました。
2ヵ月後、再出発に値する印刷会社に入社が決まりました。自分の条件に合う会社、アドバイザーの視点から薦められた印刷会社をいくつかピックアップしてもらい、2社程応募しました。第1志望の印刷会社(社風、条件などとても気に入っていた)に2次面接で残念ながら落ちた事を除けば、とても納得の行く面接だったと思います。不安が無いかと言えば嘘ですが、一から頑張ろうと思います。
